12/04/2013

冬至のお話とお菓子づくり

































アドベントになるとどうしてローズウィンドウを飾るのでしょう。その意味は?

この時期に楽しめるお菓子をconamusubiさんに教えていただきながら、お菓子が焼けるのを待ちながら、
クリスマスや冬至についてのお話を、講師の秋山瑞穂さんがしてくださいます。
日本の冬至、西洋のアドヴェント、ふたつの光がどんなふうにつながってゆくのか、楽しみです。

午後の会では、冬至についてより深いお話を伺います。
三種の神器、天照大御神、高天原についての本来の意味や役割り、
そして冬至との深い関わりを知ることで、大和王朝以前の伊勢神宮の真の姿が見えてくるそうです。
お時間がありましたら、是非午後の部にもご参加ください。


           

秋山瑞穂さんより...

クリスマスとは何の日でしょう。
冬至研究において古代太陽信仰の文献を読み進めてみますと、地球に点在する古代遺跡の謎、発掘された品々、
私の潜在意識に語りかける驚くべき教えを「光の作用」というキーワードで照らし合わせたとき、
そのヒントが見つかりました。

クリスマスツリーやオーナメント、キリスト生誕の日を待ちわびて数えるアドベントカレンダー、
毎週日曜日にひとつずつ灯りがともされるアドベントクランツのキャンドル、
陽の光が柔らかな色彩を通して部屋に届くように作られたローズウィンドウやトランスパレント。
これらは何故クリスマスの時に必要なのでしょうか。
「クリスマスには、お決まりのもの」としてではなく、光の霊的な作用への期待を私たちが知って迎えたとき、
冬至そしてキリスト降誕の日までの特別な期間は、より強く私たちの持つ暗い部分を光り輝かせてくれるのではないかと思います。

少し掘り下げた冬至のお話を、私が何かとご縁があるドイツで過ごしたアドベントの体験談も交えながら、
毎年ドイツ人御家庭のクリスマスキャンドルナイトでご馳走になっていた、



心も温まる美味しくて綺麗な自家製Kinderpunsch(クリスマスのフルーツスパイスティー)とともにご紹介させていただきます。

午後には、応用編として日本の古代に行われていた伊勢神宮の冬至の儀式などについて、
古代の感性に寄り添って紐解いていきます。エジプトの死者の世界ともつながり、
深い潜在意識で人類はつながっていることがわかります。
私が室礼で学んだことや人智学を通して観たこともお話しできればと思います。

              

講 師:秋山瑞穂
室礼三千 http://www.shitsurai.com/ 基礎科、専科修了、研究会修了。室礼三千桃の実会所属。
ANAエアバス部月刊紙「Le Airbus」2012年2月~12月文化コラム寄稿。

お菓子製作:conamusubi 山岡 美香
製菓学校やコルドンブルーなど、様々な所で製菓・製パンを学ぶ。
体調不良を機にマクロビオティックに出会い、食の大切さを実感。
現在は、植物性原料100%のパンやお菓子のケータリング、イベントでの販売を中心に活動中。
体に優しく、なおかつ、誰が食べてもおいしいと思えるお菓子やパンを目指して日々精進中。

              











概 要
午前・秋山瑞穂さんのお話、kinderpunsch作り、
   conamusubiさんによるお菓子づくりのワークショップ
   (ヴィーガン・アイシングを使った
ヘクセンハウスとレープクーヘン)
午後・瑞穂さんのお話、応用編





日 時:12月10日(火)10:00~12:30、応用編13:00~14:00
   (応用編ご参加の方は、お弁当をご持参ください。)

場 所:田園都市線 鷺沼駅より徒歩

参加費:午前・2500円、午後・1000円(午前にも参加のご希望者対象)
   (ご家庭で楽しめるKinderpunsch4人分のキットを
    ご希望の方には別途500円にてご用意いたします。
    材料はすべてオーガニックのものを使用します)

定 員:6名(満席となりました。ありがとうございます)




   

4/19/2013

映画の会 vol. 1 を終えて report of movie club





映画の会  vol. 1 『魅せられて四月』

お菓子を用意して、さあ観ましょう。

スコーンと紅茶、豆腐クリーム
ほうじ茶クッキーとおせんべい...



























しあわせな気もちのまま映画は終わり、
お昼のじかん



























美しいイタリアの風景の余韻がただよっています...

2種類のパスタ
(人参ソースとアマランサスクリームソース)
新玉ねぎとレタスのサラダ
(カリカリの蓮根と玉ねぎ&りんご酵母のドレッシング)
生姜アガベシロップ漬けのソーダ割り





















パルフェのようなデザート
  ...ココナッツ風味のスポンジとバナナ
    甘酒と苺のソースに春を感じていただけたら




























ご参加くださって、ありがとうございました。

4/12/2013

ご報告:室礼 第1回 桃の節供の祝いごと report of shitsurai meeting on doll's festival




































4月10日、室礼講座「桃の節供の祝いごと」をおこないました。

ものごとの背景を知る、その大切さ...

私たちが、幼いころより親しんできたお祝いごとをとおして、
先人の祈るような思いを身近に感じることができたのでした。
















fuyukusa's first meeting for learning shitsurai of doll's festival
(march 3 on japanese ancient calendar, this year; april 12)
was held on april 10.

Shitsurai, japanese furnishing and room decorating art 
for matching each season and 
focused on each traditional japanese seasonal festival, 
was really close to our life in old times.

nowadays we only know what to do 
but seldom know the basic meanings, 
tradition, spirits of ancient people; 
the truth behind the festival.

so it was really a chance to know 
how it was and why it became a festival.

through this meeting we found many important precious things, 
yes, the spirits of our ancesters became close to us.









here are today's room decorations


















吊るし雛や手鞠などの女の子の玩具をしつらえて
まあるい小さなお雛さまのほかに
紅白の椿を内裏雛に見たてて

a corner of toys of girls:
thread-decorated balls and hanging tiny dolls of
traditional tools and toys using old kimono textile.
people put many meanings to them, wishes for little girls.
pink and white camellia was arranged in place of a pair of dolls.













流木と藍の布から川の流れをみたてて
流しびなに込められた
亡くなったわが子への思いと昔の人びとの祈り...

river-washed twig on vintage indigo cloth
turned into a stream:
reminder of nagashi-bina (paper dolls floated downriver)

































桃のお花とお供えもの
よもぎの菱餅と玄米フレークのあられ

peach blossoms and offering:
diamond shaped mochi (rice cakes),
roasted brown rice flakes











美しい晴れ着をきせてもらった
嬉しい気もちが伝わってきます

girls kimono with printed many
treasures and flowers














皆でいただく直会(なおらい)の時間
お食事はお膳で



for shitsurai meeting
we planed japanese-looking dishes 
on red japan lacquer ware tray
for 'naorai' lunch.




食前酒のとして、
白酒のかわりに米麹酵母の発泡液を...
先付けに、
ミニトマトと芽かぶのジュレ
キヌアともち粟のロールキャベツ
お出汁につけた空豆
筍に木の芽ソースを添えて
先生お手製の金柑 白ワインシロップづけ

as an aperitif, rice koji yeast sparkling juice 
like shiro-sake (white sake)
but non alcoholic.

as appetizers, 
gelee of petit tomato and thick wakame leaves 
in tiny antique sake cup,

on 'pine leaves shaped' antique celebrating dish,
cabbage roll of quinoa and millet with quinoa sauce,
horsebeans soaked in shiitake soup,
boiled bamboo shoot with 
sansho (japanese pepper) leave sauce
and kumquat compote made by mizuho.















お椀ものに、
青大豆と長芋の五目豆腐 菜の花のあんかけ
お食事、
えのきとグリンピースの炊きこみご飯
のらぼう菜と大根、干し椎茸のお吸いもの


as a small main dish (cup), tofu loaf with green soy beans and yum
served with rape flower and thick starchy sauce.
followed with seasoned rice with 
green peas and enoki mushrooms and 
clear soup with greens and white japanese radish and shiitake.













そしてお食事のあとには
お抹茶のババロア 
あまい抹茶のソースを添え、
桜の花びらに見たてた玄米フレークを散らして

for dessert
maccha green tea bavarois and maccha sweet sauce
with brown rice flakes, 
looks like cherry petals on green ground, isn't it?





お役目を終えた道具たち
ありがとう
























thank you and
good day to you...