3/21/2013

室礼 第1回 桃の節供の祝いごと



私たちは一年をとおした暮らしのなかに、いろいろな喜びごと、敬いごと、また楽しいお祭りをもっています。
古来より伝えられている季節の風趣や行事...
感謝すべきそれらお祝いごとの意味は何でしょう?
そのうつくしい飾りには、どんな始まりがあったのでしょう?

私たちは瑞穂さんの講座をうけて、ハレの日に空間をしつらえることがより身近に感じられました。

ととのえること、知ることの大切さを教えてくださった秋山瑞穂さんを講師にお迎えできるのは
冬草にとってうれしいこと。
皆さまと、学びの時間をともに過ごせますように。


雛祭りの室礼
~擬死再生で観る桃の節供~

美しい雛人形、そして共に添えられた華やかな婚礼の品々

嬉しい楽しい雛祭りは、旧暦3月3日の桃の花が咲くこ
子どもたちの健やかな成長と幸せを祈る厄払いの儀式であり、
先人からつながれた自然への畏敬心と信仰の歴史が刻まれているのでした。

お話は、遠い昔から今に至るまでつながれてきた歴史を振り返りながら

日本人の深く柔らかな感性を見つめ直すことから始まります。
祈りと感謝の気持ちを物に寄せる手仕事、そして神人共食としていただくおもてなしのお食事。

全ては心を盛ることにより、恐るべき智恵をもって宇宙を引き寄せ、温かく美しい儀式となります。

講 師:秋山 瑞穂
室礼三千 http://www.shitsurai.com/ 基礎科、専科修了後、研究会所属。
ANAエアバス部月刊紙「Le Airbus」2012年2月~12月文化コラム寄稿。
伝統行事の由来やモノやコトのその奥に秘められた精神
性、

自然を慈しみ寄り添う柔らかな日本古来の世界観を
自宅の年中行事室礼サロンにて不定期に紹介されています。






日 時:4月10日(水)10:30〜13:30
    ※今年の旧暦3月3日は4月12日にあたります
場 所:田園都市線 鷺沼駅より徒歩
参加費:4000円(お野菜のお食事とお菓子つき)
持ち物:はさみ(奉書で内裏雛をつくります)
    ※お習いごとなので、白い靴下にてお話を聞きましょう
    (履き替えるのでもかまいません)
定 員:4名










定員に達しました。
ありがとうございます。






3/01/2013

映画の会 vol. 1 『魅せられて四月』 movie club "enchanted april "



"Enchanted April" なんて魅惑的なことばでしょう!
春はもう間近か。明るいお部屋で床にすわってくつろぎながら
のんびりと映画でもいかがでしょう。

1920年代のロンドン。

新聞に掲載された小さな広告「陽光を求めるかたへ...」
イタリアにある小さな城を4月いっぱい貸し出すという内容です。
この広告に心を奪われた弁護士の妻ロティは、近所に住むローズを誘って城を契約して
担を軽くするためさらに2人、気位の高い老婦人と貴族の令嬢を仲間にいれることに。
こうして花咲き光溢れるイタリアの古城で、お互いに未知だった4人の生活が始まります。
自己からの解放、心からの友情、老いの孤独、そして夫婦の絆...

美しいイタリアの自然と悲喜こもごもの人間模様を描いた愛すべき作品です。
1時間33分 日本語字幕 1992年 イギリス映画

出 演:ミランダ・リチャードソン、ジョシー・ローレンス、
    ポリー・ウォーカー、ジョーン・プロウライト
監 督:マイク・ニューウェル
原 作:エリザベス・フォン・アーニム
音 楽:リチャード・ロドニー・ベネット

本作DVDは日本ではすでに絶版となっており、なかなか観ることができません。

この機会にご一緒に楽しみませんか。




日 時:4月17日(水)10:00〜13:30
場 所:田園都市線 鷺沼駅より徒歩
参加費:1500円(ベジランチとお菓子つき)
定 員:5名